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2020年度文化センター・アリラン連続講座 第1回

Description

2020年度文化センター・アリラン連続講座
現代韓日・朝日関係の「棘」 ー 日韓基本条約(1965)の歴史的・現在的考察

第1回 2020年8月29日(土) 14:00~16:30
吉澤文寿さん(新潟国際情報大学教授)
「日韓・日朝関係をどう解きほぐすか―国交正常化交渉の歴史的経過から―」

 アジア・太平洋戦争中に「徴用工として日本で強制的に働かされた」と訴えた韓国人4 人に対して、韓国の最高裁判所が新日鉄住金に賠償命令を出した徴用工裁判から1 年―「嫌韓」が煽られる今の日本で、日本の植民地支配責任を認め、問題解決に向けた行動を起こす必要があります。日韓国交正常化とその後の日韓・日朝関係を振り返りつつ、日韓基本条約及び請求権協定などの意味を考えていきましょう。



2020年度文化センター・アリラン連続講座 
現代韓日・朝日関係の「棘」 ー 日韓基本条約(1965)の歴史的・現在的考察

<趣旨文>

 第2次安倍政権成立から現在までの8年間で、朝日関係はいうまでもなく韓日関係も急速に悪化しました。最大の原因は、朝鮮人強制連行と日本軍「慰安婦」問題をはじめとする被害者に対する補償と、植民地支配をめぐる歴史認識の問題です。

 この間、韓国では2018 年 10 月、大韓民国大法院が韓国人強制動員被害者の訴えを認定し、新日鉄住金(現日本製鉄)に対して賠償を命じる判決を確定させました。これは被害者の声が圧殺され続けてきた戦後補償の歴史のなかで大変画期的なものであり、国際人権法の進展とも歩調の合うものでした。それに対し、日本政府は1965 年の日韓請求権協定 によって「解決済み」だ、「国際法違反」だと韓国政府を批判し、それに乗じるように政治家・官僚による暴言が続き、マスコミと論壇、サブカルチャーやインターネット上の言論もほぼ韓国批判一色となりました。

 日本による朝鮮植民地支配の諸犯罪行為に対する賠償は、本当に1965年の日韓基本条約と日韓請求権協定で「解決済み」なのでしょうか。

 そうでないことは学問的にも政治的にもすでに長く指摘されてきました。にもかかわらず、こうした声は無視され、解決とは程遠い歴史修正主義的な主張ばかりが日本では浸透しつつあります。

 改めて日韓基本条約・日韓請求権協定をめぐる問題の所在をさまざまな角度から検証することで、日本と朝鮮半島とのあいだに突き刺さった「解決済み」という棘を抜き、解決の方向性を歴史から真摯に学ぶ機会にできるのではないかと考えます。

 2020年度の文化センターアリラン連続講座は、こうした問題意識に立って企画しました。ぜひご参加ください。

[連続講座・この後の予定]
時間はいずれも14:00〜16:30

第2回  2020 年 9月 26 日(土)
金哲秀 (朝鮮大学校朝鮮問題研究センター教授)
「未清算の朝鮮人遺骨問題について」

第3回  2020 年 10 月 17 日(土)
田中宏 (一橋大学名誉教授)
「在日朝鮮人差別と日韓・日朝関係」

第4回  2020 年 11 月 28 日(土)
李玲実 (一橋大学大学院博士課程)
「朝鮮近現代史から考える日本軍「慰安婦」問題」

第5回  2020年12月 5日(土)
内海愛子 (恵泉女学園大学名誉教授)
「朝鮮人戦犯―何を裁かれたのか、なぜ、裁かれたのか」

第6回  2020 年 12 月 19 日(土)
李柄輝 (朝鮮大学校教員)
「朝鮮民主主義人民共和国と日本の関係―歴史・現状・課題」

第7回  2021年 1月23日(土)
米津篤八 (朝鮮語翻訳家/一橋大学大学院社会学研究科博士課程)
「朝鮮戦争時の“思想戦”としての日本の報道」

第8回  2021年 2月20日(土)
中塚明 (奈良女子大学名誉教授)
「近代の日本は朝鮮で何をしたのか―日本市民の歴史認識を考える」
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  • イベント詳細情報を更新しました。 Diff#685164 2020-08-04 11:05:59
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Sat Aug 29, 2020
2:00 PM - 4:30 PM JST
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Venue
Online event
Tickets
一般 SOLD OUT ¥500
Organizer
文化センター・アリラン
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